三陽商会は26年秋、「AUREME」(オーレム)をスタートする。百貨店以外の販路強化に向けたブランドと位置付け、9月に都内1店とECで販売を始める。5年後にはファッションビルを中心に約10店を目指す。
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ディレクターには、国内アパレル企業で企画・デザイン・ディレクションを長年手掛けてきた櫛部美佐子氏を起用。コンセプトは「空気をまとい素肌に寄り添う未来のための日常着」。都市生活者が直面する気候や環境変化に寄り添い、機能とファッション性を両立した高付加価値のデイリーウェアを提案する。
販路はファッションビルとECを想定。ウィメンズを軸にしながら、性別による境界を設けない。想定客層は40代以上を中心とする「心地よさを求めるすべての人」。商品は「ファンクション」「デイリーユース」「コンフォータブル」の3カテゴリーで構成する。ファンクションは高機能とモードデザインを融合したスタイリング、デイリーユースは素材の良さや着心地、遊び心を打ち出す日常着、コンフォータブルは素材などにこだわった快適性重視の商品群とする。
中心価格帯はボトム2万4200~5万5000円、シャツ・ブラウス2万5300~4万9500円、ニット・カットソー8800~6万6000円、アウター5万5000~14万3000円。
4月21日にはデビューコレクションのショーを開き、7月上旬に公式サイトを開設、EC予約販売も始める予定。同社は中期経営計画で、新規顧客獲得やブランドポートフォリオの補完に向け、ファッションビルなど百貨店以外の販売チャネルを主販路とする新ブランド開発を重要戦略の一つに据えている。
