スノーピークとティムコ協業本格化 10日に第1弾商品

2020/07/02 10:58 更新


スノーピークフライフィッシングエントリーパック

 スノーピークと釣り具メーカーのティムコは7月10日、共同開発アイテムの第1弾となる「スノーピークフライフィッシングエントリーパック」を発売する。同18日、19日には釣りを楽しむキャンプイベントも共同開催するほか、今秋には大阪のルクアイーレ(西館)6階にできるアウトドアゾーン「ルクアアウトドア・フロム・アルビ」内に協業ショップを開設する。

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 第1弾アイテムは、フライフィッシングを始める時に必要な道具を全て揃えた初心者向けセット。オリジナルのフライロッド、フライリール、フライライン、バッキングライン、リーダー、ティペット、フライ一式と、収納専用ケースを合わせる。川の管理釣り場や渓流釣りに適したセットと、ポンドタイプの管理釣り場やニジマスのキャッチ&リリースエリアに最適なセットの2種を提案する。各4万円。同商品に合わせ、オリジナルデザインのTシャツと帽子も限定販売する。

 商品はスノーピークのオンラインストアのほか、一部のスノーピーク直営店やアウトドア専門店の「ワイルドワン」「コルソ札幌」で販売する。順次、販売店舗を広げる。

 初めて共同開催するキャンプフィッシングイベントは、フライフィッシング初心者を対象にしたイベントで、北海道赤井川村のアカイガワ・トモ・プレイパークで催す。コルソ札幌で申し込みを受け付ける。定員は10組30人。

 秋にオープンするショップは、「スノーピーク」とティムコのオリジナルブランド「フォックスファイヤー」との初の協業店となる。311平方メートルある売り場の中央にキャンプフィッシングシーンを表現する。

 両社は19年4月に資本業務提携を締結、それぞれの専門領域で培ってきたノウハウを生かした協業に向け、この間準備を進めてきた。同10月にはワイルドワンのデックス東京ビーチ店にキャンプとフィッシングをテーマにしたコンセプトショップを開業した。

 今後、共同開発品のバリエーションを広げるほか、フィッシングキャンプイベントの定期開催、スノーピークの直営キャンプ場で手ぶらキャンプフィッシングプランのサービス導入も視野に入れる。

ルクアイーレにできる協業ショップ


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