シューズメーカー、スピングルカンパニー(広島県府中市)はレザースニーカー「スピングルムーヴ」の23年夏物で、さわやかな白やブルー系の新作を出す。メンズビジネスシューズの「スピングルビズ」では、ミュールタイプを発売する。納期は5~6月。
スピングルムーヴは、プレーンなホワイトスニーカーにペイント加工した新モデルを出す。紫外線で色が変わる特殊な塗料を使っており、出掛けるのが楽しくなる靴として企画した。両サイドにフィルムプリントのボタニカル柄を入れたスニーカーもベースは白。柄の色は赤系と黒系がある。本体価格はともに2万1000円。
主力素材としているカンガルーレザーでは、クラッキング加工を入れたネイビーで新作を3型出す。ビンテージ調が特徴。ソール全面を赤にして鮮やかな配色にしたスニーカーは2万2000円。ブランドのカラーであるオレンジを両サイドに入れたスニーカー、サイドゴア部分を白にしたクリーンなイメージのミッドカットスニーカーもある。
スピングルビズのミュールタイプは脱ぎ履きしやすい。撥水(はっすい)加工レザーを採用、抗菌処理したリサイクル繊維「エコペット」をインソールに使う。黒のみで1万8000円。
販路は専門店、百貨店、EC、直営店など。