12月初め、チェルシーに日本のケーキ屋さんのハーブスがオープンした。
ハーブスの外観。ストリートからウインドー越しに大きなケーキの入ったガラスケースが見えるので、人目を引きやすそう
ハーブスは日本国内で30店舗を運営し、海外出店はこれが初めて。周辺は落ち着いた住宅街。ギャラリーも多く、コムデギャルソンや人気の遊歩道ハイラインも徒歩圏内にある。
オープン初日の昼過ぎに行ってみると、すでに結構なお客さんが入っていた!
この日、11時にオープンしたが、12時過ぎにはもうこんな感じ
ハーブスを運営する株式会社重光の役員の武川英子さんによると、日本同様、宣伝はまったくしなかったそう。ソーシャルネットワークの活用もまったくしていなくて、ウエブサイトしかない。
武川さんも不思議に思ってお客さんに聞いてみたら、人材募集の広告を見て「自分は応募しないけどオープンしたら行ってみよう」と思っていたお客さん、そして工事中の様子を見てオープンを楽しみにしていたお客さんが多かったそうだ。オープン早々の混雑ぶりは幸先いい感じ!
ホールケーキは1つ100ドル前後
ケーキは日本とまったく同じで、とってもファンシーで大きい。地下で焼き、一切冷凍しないのがウリだ。
生クリームは5度の空気で泡立てるのが一番美味しいということで、生クリームを泡立てる部屋の温度を常に5度に保つことにもこだわっている。
とてもファンシーなルックスのチョコレートケーキ
サンドイッチは日本式のふわっとしたパンを使っている
ふんわりしたオムレツをはさんだボリュームたっぷりのサンドイッチ! 見た目もきれい!
朝11時から夜11時までオープンしているが、夕飯時のメニューもサンドイッチだ
ケーキは、さまざまなフルーツの入ったミルフィーユケーキがきれい!
ミルフィーユは日本でも人気が高い
レストランは60席ある。明るくクリーンで親しみやすいイメージだ。
奥の方にも席があって、落ち着いて話しやすい雰囲気
店の入り口には、ハーブスの名前の由来や社是のような説明が掲げられている。
ケーキ売り場からレストランに行くまでの通路に掲げられている
値段はちょっと高いが、ニューヨークには高くても大人気のミルフィーユ専門店があり、これからニューヨーカーたちにどのように受け入れられていくのか楽しみだ。
ちなみに私自身は、次回行ったらこのモンブランを食べてみたいと思っている。
栗がたっぷり使われていて美味しそう!
89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ)