9.11同時多発テロの後、新しいショッピングモールとフードコートを備えた「ブルックフィールズプレイス」が開業したことを過去にお伝えしたが、8月16日、今度はそこからナショナルセプテンバーイレブンメモリアル&ミュージアムをはさんだところに「ウエストフィールドワールドトレードセンターモール」がオープンした。
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メインの建物「オクルス」は、工事中からそのユニークで派手な外観で人目をひいてきた。ブルックフィールズプレイスは駅から何ブロックも歩かないといけないが、ここは多くの地下鉄が乗り入れ、ニュージャージー州とつなぐパストレインも乗り入れるフルトンセンター駅に直結していてとっても便利!
オクルスの中に入ると、すぐにほぼ全景を見渡すことができる。オクルスには26店舗オープンする予定で、ウエストフィールド・ワールドトレードセンターモールの一角を担うサウスコンコース、タワー4などすべてを合わせると、100店舗以上がオープンする予定だ。現時点では、約6割がオープンしている。
ファッション関係はケイトスペードニューヨーク、コールハーン、H&M傘下のコスとアンドアザーストーリーズ、フォーエバー21、ラコステ、ヴィンスカムート、ヒューゴボス、バナナリパブリックなど。
これからオープンする店にはディオール、アグ、ビクトリアズシークレットなどがある。ディオールを除けば、買いやすい価格帯の店が多い。ファッション関係以外ではアップル、アンダーアーマー、音響メーカーのボーズなどがある。
和菓子屋さんのK.MINAMOTOもできるらしい。
最近店を急速に増やしているニューヨークの人気ミルクレープ専門店のレディMも!
この商業施設の目玉の1つは、タワー4の3階にできたイタリアのグルメフードストア兼レストランのイータリーだ。マジソンスクエアパークの近くにある1号店に続き、ここがニューヨークでの2号店となる。
品揃えは1号店以上に膨大な印象だ。チーズは、写真に写っているのは実際の半分以下の種類。
オリーブオイルもパスタも何でもアイテムごとの種類が本当に多いが、トリュフ関係の商品だけでもこんなにたくさんある!
イートインスペースの中には、外の景色を眺めながら食事できるところもある。ランチとディナーの間は入れてもらえない時間帯があるので、そういう時は通路でピザを立ち食いしているお客さんの姿も見かけられる。
シーフードや肉も種類が多く、果物や野菜売り場にも珍しいものがある。イチジクは4種類もあったり、枝付きのレーズンが売られていたりして楽しい。
89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ)