9.11同時多発テロ後の復旧工事はいまだに行われているが、それと同時進行で新しい店も次々オープンしている。
ブルックフィールドプレイスの周辺はまだ工事中のところが多い
昨年6月、ブルックフィールドプレイスにオープンしたフードコート「ハドソン・イーツ」を紹介したが、その真下に3月末、新たにフレンチグルメを集結した「ル・ディストリクト」がオープンした。ファッション系の店もこの春、続々オープンしている。
ブルックフィールドプレイスのハドソン川側の外観
中央にあるイートインの1つ。肉料理がメイン
私が頼んだ腸詰のお料理。シンプル!
ル・ディストリクトのイートインはクレープ、サンドイッチ、ステーキなどがあるが、全般的に肉が多い。
ベジタリアンの人が来たら食べるものは結構限られるのでは?という印象だ。ステーキも美味しそうだったけれど、お昼からステーキはちょっとヘビーかな~と思い、腸詰の料理をトライしてみた。
アップルソースとポムフリットがついて12ドル。タックスとチップを加えたら15ドル! この量を考えると、やっぱりニューヨークのランチは高い! パンがついてきて、なんとかお腹がもつボリュームになった。
イートインのスペースの周囲には精肉、鮮魚、チーズ、スイーツの専門店に加え、豊富な種類のマスタード、オイル、ケチャップなどが並ぶ。仕事が終わったら、ここに立ち寄って夕飯の買い物をすませることも可能だろう。
一見野菜ジュース?と思ったこちらはケチャップ!
食用オイルも種類が豊富!
さまざまなマスタードがずらり。見ているだけで楽しい
鮮魚の他、精肉やチーズ、スイーツの店もある
何でフレンチなのかは定かでないが、ニューヨークには、「イータリー」というイタリアンのグルメ食材を集結し、イートインのスペースもある大きな店がある。
ル・ディストリクトはイータリーより小規模だが、1つの国の高級食材を並べイートインのスペースもある点、お洒落で楽しい雰囲気を出している点では、似たコンセプトといえるだろう。
私はイータリーができた頃から、日本食でも同様のことがニューヨークでできるはず! と思っているのだが、フランスに先を越されてしまった~。同様のことを日本食でやっても、きっとウケると確信している。
ランチをいただいたレストランバー。ハンバーガーやステーキ、ソーセージ料理など、やはり肉が多い
フランスといえばやっぱりクレープ!
ファッション専門店に関しては、このル・ディストリクトの向かいにトリーバーチ、バーバリー、サルバトーレフェラガモがオープンした。トリーバーチのそばには、グッチが建設中だ。
セオリー、マイケルコース、ダイアンフォンファーステンバーグ、ポールスミス、Jクルー、ヴィンス、ルルレモンの並ぶセクションもある。
センスのいい花屋さんも加わることで、お洒落感と楽しさがアップする
バーバリーの向かって右にはトリーバーチがオープンした
ちょっとしたショッピングモールになりつつある
その店がある通路の天井は天窓になっていて、高層ビルに囲まれていながら自然光が入る。
マイケルコースなどがある通路の上は、天窓になっている
ハドソン川側に出てブルックフィールドプレイスの上方に目をやると、いかにもマンハッタンという感じの摩天楼がそびえ立つ。
ハドソン川沿いでは、ランチをとる人たちのくつろぐ姿が目に入る。もう9.11のようなことは起きてほしくない。この平和なひと時がずっと続きますように、と願わずにはいられない。
その上を見上げると、迫力のある摩天楼が目に入る
ブルックフィールドプレイスの前のハドソン川沿い。天気のいい日はちょっとした憩いの場になっている
89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッシ
ョンビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで
20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜
更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダム
に紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ)