《訃報》タビオ・越智直正会長が死去 靴下に賭けた人生

2022/01/07 12:02 更新


 タビオの越智直正(おち・なおまさ)代表取締役会長が不慮の交通事故で6日に亡くなった。82歳。葬儀は近親者にて行い、後日お別れの会を開く。

 愛媛県出身。15歳で単身大阪に出てキング靴下に入社。長く丁稚奉公した後、68年に個人としてダンソックスを創業した。倒産の危機を何度も乗り越えながら、84年福岡県久留米市に「靴下屋」の1号店をオープン。「お客さんの注文を受けてから作るラーメン屋」を理想に掲げ、協力工場から小売店頭までを一気通貫で結ぶSPA(製造小売業)型企業を作り上げた。全国約250の直営・FC店舗網を展開。2000年に株式上場し、08年に長男の勝寛氏に社長交代した。



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