ドレスを中心としたレディスブランド「タダシ・ショージ」の１６年プレスプリングコレクションは、シャクヤクやボタンが咲く庭、刺し子の模様のイメージを取り入れている。ロサンゼルスを拠点とするデザイナー、タダシ・ショージの昔の思い出からインスピレーションを得た。
得意のフィット・アンド・フレアのミニドレスやロングドレスに、刺し子ステッチや花の形に切り取ったレースをはめ込む。寄木細工のように細かな四角形と三角形をパッチワークした肉厚の生地を使ったドレスも。色は白と藍色、少しダスティーなブルーが中心。伝統的な和の色を思わせ、刺し子のディテールなども親しみを感じる。また、フィットしたドレスだけでなく、トレンドの体操着っぽいジップアップブルゾンやスエット風のトップ、ワイドパンツなどのコーディネートもある。価格は未定。
パーティーシーンだけでなく、日常に取り入れるドレスとしての提案を強めている。日本では都心百貨店やセレクトショップで販売している。
