瀧定名古屋の26~27年秋冬向け婦人服地は、素材の質感を重視した提案を強める。エレガントで構築的なデザインのアイテムを実現する素材を充実させる。
(小坂麻里子)
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糸設計や加工にこだわり
クワイエットラグジュアリーの潮流を経て、改めて上質なテクスチャーや洗練されたシルエットに注目が集まるとみる。さらに「春夏のカジュアルトレンドに対し秋冬はエレガントが戻ってきている」ことから、構築的なテーラードジャケットやプルオーバーが増えると予想。そのためハリ・コシのある素材が欠かせない要素と捉えた。
