デッカーズジャパン（東京）の「テバ」が今夏発売した、ブランド初のトレイルランニングサンダル「アベントレイル」が売れている。6月11日に直営店や自社EC、トレイルランニング専門店で販売を開始して以来、売れ行きが好調だ。
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アベントレイルは「つま先で、風を感じよう。」をコンセプトに、テバが初めてトレイルランニング専用に開発した。製品は、デッカーズブランズ傘下のランニングブランド「ホカ」の共同創設者で、現在同社イノベーション部門のグローバル副社長を務めるジャン・リュック・ディアード氏がプロジェクト全体を監修し、開発した。
今年ブランド創設40周年を迎えたテバは、アウトドア活動の新たな可能性とユーザーへの更なる高いパフォーマンスと快適さを提供するために、「新しい革新」としてアベントレイルを発売した。優れた反発・クッション性とグリップ力を兼ね備えたソールと、新開発のダブルストラッピングシステムで「ランニングシューズと同等のパフォーマンスを提供しながら、サンダルの軽快さと自由さ」を実現し、発売開始から約1カ月で今シーズンの展開商品はほぼ完売状態となっている。
米国デッカーズブランズのグローバル副社長兼ゼネラルマネージャーのリー・コックス氏は、テバの今後のビジョンについて「幅広い世代の冒険者が自然の中で自分を解き放ち、困難や挑戦に対して積極的に立ち向かい、楽しいひとときを過ごすために、テバは革新的な製品ソリューションを創造し、人生のすべての冒険において選ばれるギアでありたい」と語った。アベントレイルはトレイルランニングサンダル1型（税込み2万900円）でメンズ2色、ウィメンズ2色の4色展開。
（繊研新聞本紙24年7月19日付）
