豊島は、課題解決をより前面に打ち出した総合展示会を行っている。7月31日まで。
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同社の物作りの指針である「マイウィル」のブースでは、社会的・世界的課題を解決する素材を提示し、ストーリーとして伝えることを重視する。湿度を含めた暑さストレスに対しては気化熱冷却素材など、時間に余裕の少ない現代のライフスタイルに対しては速乾、防しわ、防汚、防臭の機能素材などをひもづけた。
27年春夏物として充実したのは暑熱対策素材だ。「UVプロテック」はUV(紫外線)に加えブルーライトと近赤外線を遮蔽(しゃへい)する。春夏物をはじめスポーツやアウトドアなど強い日差し下での着用に適した素材として提案する。
「コプテック」は生地がぬれることによる光の屈折率の変化をコントロールし、汗じみを見えにくくする。繊維内部に高濃度特殊ポリマーを配合することで、可視光を吸収しながら拡散反射させ、ぬれても色の違いを目立たせない仕組み。そのほか、吸水速乾、UVカット、遮熱、接触冷感機能や高い洗濯耐久性を持つ。
サステイナブル素材として注目されているジュートの打ち出しもあった。「ヤジュート」は原料の加工工程で肌触りを改良。これまで袋物や資材のイメージが強かったジュートを、より生活の中で楽しめる存在へ変えていくことを目指す。雑貨、バッグ、インテリア、ライフスタイルアイテムを想定し、生地開発を進めている。
