国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)パリ27~28年秋冬が9月1~3日に開かれた。欧州ファッション産業は引き続き厳しい状況にあり、各社はクリエイティビティーを発揮した付加価値の向上で、自社の存在感を示そうと模索している。生き残るための鍵は「創造力、品質、独自性」だ。
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低価格競争が加速
欧州でも、インフレの進展を背景に消費力が低下している。この数年、格安EC「シーイン」を筆頭に欧州市場に流入したアジアの安価な製品が消費者の支持を集め、低価格競争が加速した。現地の人は「若い世代で古着が人気」と話すが、ファッショントレンドの影響ではなく、「洋服にかけられるお金が減っているため」という。
