羊毛業界が立ち上げた日本ウールサステナブル委員会(事務局=日本羊毛産業協会)が、学生向けの情報発信を強化している。6月には大学のファッションサークルと合同の「ウールサステナビリティセミナー」を開き、複数の大学・団体の学生らが参加した。
同イベントは国際ファッション専門職大学の東京キャンパスで6月14日の日曜日に開いた。明治大学デザイン研究部と立教大学の学生が中心の服飾デザイン研究会も運営に協力。ファッションに関心を持つ学生を対象に、ウールの基礎知識、機能性、サステイナビリティー、トレーサビリティー(履歴管理)について伝えることを目的に実施した。
参加した大学・団体は、上智大学公認ファッションサークルのIDEEクリエイション、青山学院大学が拠点のアオヤマ・ファッション・アソシエーション、早稲田大学繊維研究会、早稲田大学の出版団体ENJI、国際ファッション専門職大学など。セミナーには経済産業省生活製品課やザ・ウールマーク・カンパニー、ニッケテキスタイルが登壇し、繊維産業の現状と課題や、ウールについて講演した。後半はニッケが、ウールの消臭性や撥水(はっすい)性、防しわ性といった特徴を簡単な実験や体験を通して伝える企画も実施した。
参加した参加した学生は、「ウールのイメージが向上し、想像よりも機能性に優れていて驚いた」などと感想を述べた。「今後の活動に向けて、他団体との交流が大きな刺激になった」というコメントもあった。
