《テーマ》女々しい男に手仕事のエレガンス
リラックスした気分を機能的なアイテムにのせて
16年春夏ワールド・メンズ・コレクションは、既存の男性らしさを巡るさまざまな解釈がされるシーズンとなった。フェミニティーの要素を取り入れた女々しい男性像に注目が集まったほか、女性服に使われるような繊細な手仕事を入れたエレガンスも広がっている。(小笠原拓郎)
■フェミニン・マスキュリン
ショートパンツやボウブラウスが代表アイテム。レースやオーガンディといった透け感のある素材や刺繍やフリルといったテクニックも見られる。