【パリ=小笠原拓郎】17年春夏欧州メンズコレクションはスポーツやミリタリーを背景にしたユーティリティースタイルが最も大きなトレンドとなった。
中国人観光客の海外での爆買い傾向がひと段落したこともあって、デザイナーブランドのビジネスは厳しい状況にある。こうした中で、新しいデザインというより、保守的で売りやすいクリエイションが主流となった。ユーティリティー自体にはそれほど新鮮味はないのだが、そこにどういう要素を混ぜていくかによって評価は変わりそうだ。(写真=catwalking.com)
2016/06/30 06:13 更新
【パリ=小笠原拓郎】17年春夏欧州メンズコレクションはスポーツやミリタリーを背景にしたユーティリティースタイルが最も大きなトレンドとなった。
中国人観光客の海外での爆買い傾向がひと段落したこともあって、デザイナーブランドのビジネスは厳しい状況にある。こうした中で、新しいデザインというより、保守的で売りやすいクリエイションが主流となった。ユーティリティー自体にはそれほど新鮮味はないのだが、そこにどういう要素を混ぜていくかによって評価は変わりそうだ。(写真=catwalking.com)