17春夏靴は南国のネイチャーカラー

2016/10/04 06:11 更新


 欧州ブランドの17年春夏向けレディスシューズは、南国の自然に由来する鮮やかな色の世界が広がった。一部のプレコレクションはペールトーンで始まり、初夏に向かってオレンジやグリーンなど躍動感のある色と装飾にあふれる。全体に共通するのはフェミニティー。トウラインはポインテッド、アンクルストラップやフリンジが目立っている。
(須田渉美、写真はマルコ・ベルトリ)

 ハチドリの羽根やアイリスなど、寒色系の配色を美しく見せたのは「ジミーチュウ」。パネル状のスパンコールを重ねたり、メタリックレザーをアップリケにしたりと、手仕事の細やかさをミックス。エレガンスとモダニティーを備えた「ジャンビトロッシ」は、プラットフォームサンダルなど女性らしいスタイルを、グリーンアボカドやタバスコレッドといったビビッドカラーで遊んだ。

  コンセプトはシック&ファニー。相対する要素を融合した。カナリア諸島をテーマにした「ペリーコ」も、カナリアのイエロー、フラワーピンク、マリンブルーなど多彩に揃えた。新型のサンダルは、パンプスのカッティングを取り入れ、甲をきれいに見せるストラップデザイン。「バルダン」もトロピカル柄のジャカードやビーズ刺繍などで夏のエネルギーに満ちあふれるコレクションを出した。

①ジミーチュウ
ジミーチュウ
②ジャンビトロッシ+BEPOP+MULE
ジャンビトロッシ
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ペリーコ
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バルダン

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