17ssシューズ・フロム・イタリー

2016/07/26 06:31 更新


ベーシックを品良く装飾 アーティスティックなミックスカラーも

 17年春夏向けのシューズ・フロム・イタリーは、ベーシックスタイルをいかに新鮮に見せるかが焦点となった。秋冬トレンドを引き継ぎつつも、レディーライク過ぎない装飾に重きが置かれている。一方で、ポップアートを思わせるミックスカラーの打ち出しも目立った。(価格は全てFOB=本船渡し価格)


シンプルな手仕事

 パンプスは引き続きポインテッドトウが主流だ。レースでデコラティブに見せたものも多く出ているが、日本のバイヤー受けが良かったのは、ハンドクラフト的なアクセントが利いたシンプルデザイン。フラットシューズが根強い人気で、「サンテボレッラ」は甲と縁にステッチを入れて女性らしいラウンド感を強調したタイプ(85~90 ユーロ )、「コルソローマ・ノーヴェ」もステッチの入ったサンダル(28~32 ユーロ )の受注がよかった。

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サンテボレッラ

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コルソローマ・ノーヴェ

 

 ラウンドトウのハイヒールは一部にとどまり、普段使いのしやすいバレエシューズの提案が充実した。ポニースキンや型押しなどで上質感を強調したのは「リリーフォルトゥーナ」(60~70 ユーロ )。日本企業のOEM(相手先ブランドによる生産)で実績を上げた日本人向けの幅広の木型を使っていることも強みの一つだ。日本初進出の「メリタ」は、手仕事を感じさせるかぎ針編みのアッパーで品良く見せている(80 ユーロ )。

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リリーフォルトゥーナ
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メリタ

続きは繊研新聞で



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