《先輩たちの第一楽章》アダストリア「ラコレ」　寺田楓さん　結果が見えてやりがいに

アダストリア　「ラコレ」服飾雑貨マーチャンダイザー　寺田楓さん

　22年に入社し雑貨主力の「ラコレ」でメンズの小物などのマーチャンダイザーを担当しています。新卒で別のアパレル企業に入社しましたが、学生時代に販売員のアルバイトをしていたアダストリアでもう一度働きたくて中途で門をたたきました。コロナ下に服だけでなくライフスタイル全般に事業を広げている点に、未来を感じました。　

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　1年ほどアシスタントマーチャンダイザーを務めて昇格しました。業務は商品の企画、メーカーとのやり取り、販売計画立案、店舗へのVMD指示など多岐にわたります。この仕事の魅力は、取り組んだことが全て数字として結果に表れること。その分、シビアな世界ですが、計画通りに商品が売れたときは本当にうれしいです。

　夏にサングラスの販売が好調だったのを受けて企画したサングラスケースがヒットしたことが印象に残っています。カラビナでバッグやボトムにつったり、ストラップで首から下げたり、アクセサリー感覚で使えるように工夫しました。店頭でマネキンに着せ付けたところ、狙い通りに売れました。

　20代からマーチャンダイザーのキャリアを始められたので、10年後もまだまだ成長できる30代。挑戦は早い方が良いと実感しています。それだけ、経験を積めるチャンスが多くなる。今後はマーチャンダイザーの道を極め、より先を見据えた企画が立てられる人材になりたいです。担当する商品分野も服などに広げたい。上司は快く相談に乗ってくれる方ばかりなので、積極的に学んでいきます。

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　素材・製造・商社面と連動し、新入社員の少し上の先輩たちに仕事のやりがいと面白さを聞きます。