繊維評価技術協議会(繊技協)は、清潔(S)、衛生(E)、快適(K)な機能加工繊維製品の証し「SEKマーク」の制菌加工マーク(一般用途および特定用途)、消臭加工マークを変更した。同マークの繊維製品認証基準も一部改訂し、リカバリーウェアに関わる表示ルールも追記した。
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マーク変更と製品認証基準の改訂は4月10日付で実施した。マークの変更点は背景色とSEKの文字色で、形状は変わらない。背景色は制菌加工マークと消臭加工マークのいずれも青系の露草色。文字色はEが従来の色(制菌加工マークの一般用途が橙色、同特定用途が赤色、消臭加工マークが桃色)、SとKは白抜き。マーク下の機能加工名は従来通り黒を基本とする。
4月10日から3年間を目安に移行期間を設けた。3年経過後も変更前のマークを使用した製品在庫がある場合は在庫消化のタイミングで、カタログ掲載製品の場合はカタログ改訂のタイミングで新マークに移行してもらう。
昨春、日本赤十字社から暖色系デザインのSEKマーク(制菌加工、消臭加工)に対して「赤十字標章と認識される可能性を懸念している」と連絡を受けたことがきっかけ。1年をかけて関係会員企業で検討を重ね、パブリックコメントを経た上でマーク変更を決定した。
製品認証基準の改訂については、「医薬品医療機器等法該当製品の除外」のパートにリカバリーウェアに関わる表示ルールを追記した。繊技協は「リカバリーウェアにSEKマークを表示してよいか、という問い合わせが増えている」という。これに応じる形で、「リカバリーウェアにSEKマークを表示することはできるが、SEKマークがリカバリーウェアの機能には関係がないことを明確に表示すること」とした。
