17春夏パリコレ 装飾、肌見せ

2016/10/03 06:40 更新


 【パリ=小笠原拓郎、青木規子】17年春夏パリ・コレクションに、フリルやラッフル、リボンといったフェミニンな装飾が広がっている。肩に大きく飾ったり、身頃にティアード状に重ねたり。アシンメトリーに飾るのも今シーズンの特徴だ。肌を見せるデザインも多い。クロップトのトップやオフショルダー、スラッシュやカットアウトのディテールが、16年春夏以上に増えている。


上質で爽やかな風を運ぶ/クロエ

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 80年代のウエストコーストのアダルトロックとともに、クロエが爽やかな風を運ぶ。白とネイビー、マリンモチーフ、ボーイッシュなパンツルック。透明感のある色と素材を組み合わせてロマンチックに描く。

   ストリングス飾りのコットンブラウスやロープのストラップのプリーツドレスが柔らかな風をはらみ、ヒッコリーやリングベルトのサロペットがイノセントな可愛いさを生み出す。立体的なフラワーレース刺繍のドレスやフラワープリントのセットアップはレトロな気分。リボン結びのショルダーストラップがふわふわとゆれ、裾に向かってカーブした量感のパンツが躍動感を作る。シンプルで飾らないスタイルの中に、上質な空気を閉じ込めた。

続きは繊研新聞で



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