欧州ブランドの20年プレフォールコレクションは、フォルムやカットにこだわったシンプルなルックが引き続き目立つ。大きく違うのは、エフォートレスというより、どことなくセンシュアルな艶っぽさが感じられる点。体のラインに滑らかに沿うドレスは肩のスラッシュや大胆にあけた胸元から肌がちらりとのぞく。マスキュリンなパンツスーツはきりりとクールだが、素肌に着ることで女っぽさも表現されている。
(青木規子)
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