「45R」 NYソーホー店の25周年パーティー開く

2025/09/24 18:00 更新NEW!


 フォーティファイブアールピーエムスタジオが、ニューヨーク(NY)のソーホー店オープン25周年を記念し、同店に顧客150人以上を招いてパーティーを開いた。

 ソーホー店は同社にとって海外1号店。オープン以来、20年以上にわたってひいきにしている顧客が多く、従業員と顧客はまるで家族のようだ。同社はこのパーティーのために、顧客から愛用している同社ブランドの服約30点を借りてディスプレーした。それぞれ服の所有者と購入した年が掲示されていて、シンガーソングライターのパティ・スミスさんが21年に買ったカバーオールもある。

 同社は現在、米国ではマンハッタンに3店とサンフランシスコに1店を持つ。ソーホー店の顧客は6割が女性、4割が男性。売れ筋はドットボタンの付いたシャンブレーのシャツ(504ドル)、ジーンズ(ナチュラルインディゴは1300ドル、レギュラーインディゴは500~600ドル)、インディゴのTシャツ(160~300ドル)。

 顧客の職業は著名なシェフ、金融業、アート関連、不動産業、医者など。家を何軒も持つ顧客がTシャツを買おうとすると、販売員が「何枚いる?」と聞き、3、4枚同じTシャツを買っていく顧客が珍しくないという。

 パーティーではパリ在住の日本人シェフが和食を用意し、焼酎のカクテルもふるまわれた。パーティーの最中も、次々と買い物をしていく顧客の姿が見られた。

(ニューヨーク=杉本佳子通信員)



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