「アクネ・ストゥディオズ」は7月上旬、東京・青山エリアにある旗艦店を移転し、南青山5丁目の交差点の路面店としてオープンした。
クリエイティブディレクターのジョニー・ヨハンソンと継続的なパートナーシップを結ぶスウェーデンの建築スタジオ、ハレロードが設計した。三層構造で、外から見ると2階建てだが、地下に広々としたメインの売り場が広がる。外装や内装は象徴カラーのピンクを表す花崗岩(かこうがん)を使い、自然の優しさとインダストリアルな要素が交差する建築空間となる。室内は、ピンク系に様々な色彩がコラージュされたデザインのじゅうたんに、柔らかなピンクのエナメル素材を使ったソファを設置する。テクスチャーのコントラストによって現代アートのような感覚と居心地の良さを感じさせている。

1階は新作やフォーカスする商品を並べ、2階はVIP用のサロン。地下にユニセックスのラインナップが揃う。オープンを記念し、日本の陶芸家、桑田卓郎氏の金継ぎを応用した作品を飾っており、その質感や柄を再解釈した協業商品を販売している。
