アクロスインターナショナル 米国発スポーツカジュアル「スターター」でライセンス契約

2025/08/21 18:00 更新NEW!


「スターター・ブラックレーベル」

 カジュアルウェア・雑貨メーカーのアクロスインターナショナル(東京)は米国発スポーツ系ブランド「スターター」の2ラインで、日本においてマスターライセンシー契約するマスターマインド(神戸市)とサブライセンス契約を結び、26年春夏物から商品を発売する。

 アクロスインターナショナルの武田直樹商品本部長は「時代は機能性を持ち、アメリカン感覚のスポーツブランドを求めている。スポーツとカジュアルを融合させた商品開発を進めたい」と話す。契約するのは「スターター・ブラックレーベル」「スターター・コア」で、ブラックレーベルの下着・靴下を除く。

 ブラックレーベルは、アメリカンスポーツの伝統的アイテムをトレンドを意識し加工などでカジュアルに落とし込む。セレクトショップ、カジュアル専門店向けで、長袖Tシャツや裏毛スウェットは色あせ感のあるフェード加工が中心。半袖Tシャツが税抜き2900円から、ベースボールシャツ5500円から、コーチジャケット・スタジャン8900円からなど。

フェード加工の「スターター・ブラックレーベル」スウェット
「スターター・ブラックレーベル」はセレクトショップ、カジュアル専門店向け

 コアはアパレルから雑貨までトータルで構成する。機能性を軸にアメリカンスポーツテイストで企画。半袖・長袖Tシャツやポロシャツには綿タッチのポリエステル生地を使い、吸水速乾、UV(紫外線)カット、接触冷感、ストレッチ性を持たせる。スポーツ系量販店やGMS(総合小売業)向けで、Tシャツ2900円から、ポロシャツ3500円、トラックジャケット4900円など。



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