アダストリア「ヘレイアム」 スポーツとカジュアルの中間目指す

2020/10/01 10:58 更新


 アダストリアが今秋から販売しているレディスブランド「ヘレイアム」は、ウェルネスと日常シーン両用のヘルシーなリラックスウェアを目指す。素材の触り心地、ストレッチの気楽さ、シンプル、洗練のデザインで、幅広い女性層を狙う。

 ブランドコンセプトは「着ると体を動かしたくなる、家で過ごす時間を心地よくするスポーツウェア」。日常的にスポーツをする女性だけでなく、気軽に自宅で体を動かせるようなリラックスウェアを提案する。

 商品はアクティブとタウンユースの2カテゴリー。アクティブはブラ、タンクトップ、プルオーバー、Tシャツ、レギンス、レッグウォーマー、ヨガマットなど、ヨガや運動アイテム。タウンユースはラウンジウェア、プルオーバー、スウェット、ワイドパンツ、ワンピース、ブルゾン、ダウンなど。イチ押しは心地良い素材にこだわったレギンスと、ボディーラインをきれいに見せる袖フレアのニットドレス。素材はほぼオリジナルで、品質重視で生産工場も選んだ。ブラ5900円、タンクトップ4300円、ニットドレス1万1000円。


 ブランドディレクターはヨガ指導ライセンスを持つモデルの野沢和香さん。野沢さんとは「ベイフロー」で6年間で40型の協業商品を販売してきたが、レディスウェルネス分野強化を機に、ブランドとして進化させた。

 ヨガ、スポーツとカジュアルの中間でのブランディングについて、野沢さんは「コロナ禍でスポーツ意識も高まっているタイミングはとてもいい。ウェアはスポーツに寄り過ぎず、ラブリーガーリー・ヘルシー・セクシーな女性がキュンとくる部分を生かし、日常に取り入れやすい形にした」と話す。

 販路はライフスタイルブランド「ベイフロー」店舗と直営EC「ドットエスティ」、ゾゾタウン。EC販売初日で完売商品が出たほど好調に立ち上がった。




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