イオンレイクタウンが春の改装第2弾 3館の役割を明確化

2024/03/25 06:27 更新有料会員限定


kaze2階のmoriへつながるデッキ付近は上質なゾーンとして整備した

 イオンレイクタウン(埼玉県越谷市、運営はイオンモール)は23年度、kaze、mori、アウトレットの3館いずれも増収となった。新型コロナの5類移行で外出意欲が高まり、受け皿になるとともに、23年春から進めている改装の効果も出始めている。第2弾の今春はアウトレットの増床含め、58店を導入し76店を改装する。完了する25年に向け、3館の役割分担を改めて明確にし、周辺を整備してエリアの魅力を高めるなどして集客力をさらに上げる。

(田村光龍)

kazeは上質化

 イオンレイクタウンの23年度の売り上げは、kazeが前期比5%増、mori8%増、アウトレット1.5%増と3館ともプラスになり、19年度の水準に近づいている。消費者の外出意欲が高まる中で、日本最大の規模を生かしたイベント開催などを充実、「商業施設というよりレジャー施設のよう」(堀口浩和kazeゼネラルマネージャー)という施設の特徴から集客している。この間の単価の上昇、23年春に始まった大型改装の成果と併せて売り上げを伸ばしている。

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