アメアスポーツジャパンはマウンテンブランド「サロモン」で、山梨県富士吉田市との協働を進めている。8月10日には東京・原宿に期間限定の「生まれ変わり茶屋」を開設。都内にいながら富士山麓の歴史を体感できる場を作った。16日まで。
富士山はかつて、「登ると生まれ変わる」と信じられていたことから、同茶屋のコンセプトを“生まれ変わり”とした。茶屋内には富士山信仰の人々が歩き、江戸と富士山を結んだ歴史ある街道「富士みち」を再現。絵馬の願掛け体験や、富士山麓にゆかりのあるドリンクを揃えた茶屋スペースも設けている。
10日にはショーン・ヒリアー社長と富士吉田市の堀内茂市長が参加し、同茶屋のオープン記者発表会も開催。堀内市長は「都会のど真ん中で富士山の信仰文化に触れ、『次は実際に富士山を富士みちから歩きたい』と思ってもらいたい」、ヒリアー社長は「マウンテンスポーツブランドとして山を楽しむだけでなく自然と文化を守り、未来につなげていきたい」と話した。

両者は25年3月に包括連携協定を結び、富士吉田市の歴史と文化を広く伝え、富士山麓の新しい魅力と楽しみ方を提案する共同プロジェクトに取り組んでいる。同年にはサロモンが吉田口登山道の名所「中ノ茶屋」を改装したほか、八合目救護所の医療スタッフ用に防寒ウェアなどを提供。26年6月には1号目にあり、老朽化した社(やしろ)の廃材の搬出・運搬作業にも協力した。
