値上げが続き、商品の選択肢も多い今、トレンドを担う若年層の目に留まるのは簡単ではない。良い商品を作るだけでは、客に選んでもらいにくくなった。客の心を動かすために、企業には何が求められるのか。「自分好みに仕上げたい」「憧れの人に会いたい」「使った人の率直な意見を知りたい」――三つの好調事例から共通点を探り、これからのファッションの売り方を考える。
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自分好みで楽しむ
今春夏ヒットした「ジェリーシューズ」。好調の背景には〝カスタマイズ〟人気がある。この動きは自分で具材や辛さを選ぶマーラータン、ぬいぐるみの着せ替え、バッグへのチャームの〝じゃら付け〟などにも見られる。完成品をそのまま買うのではなく、自ら好きなオプションを選び、組み合わせる。購入までの過程を楽しみたい考え方だ。
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