一般社団法人のアンドバイヤー(ANDBUYER、東京)は12月18日、東京ビッグサイトで日本最大級の古着イベント「フルギフェス・ウィズ・ヴィンテージ・シティ」を実施した。若者をはじめ、古着を楽しむ人たちでにぎわいを見せ、1万人近い一般来場者が集まった。
コロナ禍で3年ぶりとなった「フルギフェス」は今回、ビンテージファッションアプリ「Vintage.City」(ヴィンテージ・シティ、MXN JAPANが運営代行)が協賛・サポート。同アプリ初となるオフラインイベントにも位置付け、イベント名を新たにし、会場も大井競馬場から東京ビッグサイトに変更した。
出店者数は約150店。アンドバイヤーに加盟している店とヴィンテージ・シティに登録している全国の店とが約半分ずつで構成した。来場者でとくに目立ったのが若者の姿。複数点を購入する人も多く、会場の外で友人と互いに購入したものをうれしそうに見せ合う場面も見られた。男性だけでなく女性も多かった。
同イベントが目指したのは、「出店者である古着店が古着マーケットのパイを取り合うのでなく、協力してパイを広げられること」。今回の手応えを踏まえ、今後も引き続き同様のイベントを続けていく予定だ。