25年12月期業績予想の利益をさらに上方修正した。売上高は8000億円で据え置いたが、営業利益と経常利益は40億円上乗せした。スポーツスタイルや「オニツカタイガー」が伸びており、日本や欧州を中心に引き続き好調な推移を見込み、過去最高業績を予想。これにより「現中期経営計画の数値目標は1年前倒しで達成できる見込み。中計最終年度の来期は〝グローバルインテグレーテッドエンタープライズへの変革〟に引き続き取り組むと共に、次期の中計に向けて収益拡大に努める」とする。
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27年からの次期中計については、これから議論を本格化させていくが、「売上高1兆円を早期に達成したい。利益も成長に向けた投資を行うと共に、さらに効率的な経営により最大化を図っていく。この結果、スポーツ業界でも高い水準の利益率を引き続き確保したい」と考えている。次期中計の具体的内容は来年2月の通期決算発表時に公表する予定だ。
