韓国のバッグブランド「アトリエ・ド・ルメン」(ルメン)は、5月から日本でのオンライン販売をスタートした。24年秋冬から高感度なセレクトショップでの卸販売、百貨店での期間限定店も控えており、本格的に日本での販売を広げていく。
21年春夏にデビュー。ブランド名のルメンはラテン語で「光」を意味し、日々の暮らしに美しい輝きを添えることをモットーにしている。年齢、性別、シーンを問わず持ちやすいシンプルでソフトなフォルム、肌なじみの良いカラーリングが魅力だ。装飾よりも素材本来のしなやかさや高級感を重視している。自社の生産背景で、熟練の職人が製作する。
定番は、ふんわりと柔らかいフォルムが特徴のバケットバッグ「ボンバロンバッグ」だ。肌触りの良いラムレザー、バスケットのようなエンボス加工を入れたカウレザー、シルクなど様々な素材があり、軽量かつ小ぶりなサイズで持ちやすい。このバッグから派生した新作のモデルも多い。中心価格は4万~5万円。ベルトや財布など、1万~2万円台で買えるスモールレザーグッズもある。
今年4月にソウルの漢南洞に旗艦店をオープンし、中国や東南アジアなどへも販路が広がっている。さらなる成長と、長く愛されるブランドを目指す。