バッグ、財布企業が自社ブランド育成に力 百貨店向けはメリハリ付けて

2023/06/08 07:58 更新会員限定


 バッグ、財布の企画販売各社は百貨店販路が縮小する中で、自社ブランドや展開アイテムの拡大などで売り上げ確保に力を入れている。

 各社とも課題として大きいのが百貨店販路の縮小だ。百貨店閉店が続くほか、特にバッグ売り場が縮小しており、専門店など多販路の開拓、比較的売り場が残る財布の強化などで対応している。自社ブランドは企画、販売で融通が利き、認知が広がり、顧客が増えれば、堅調な売り上げをつかめることから、力を入れるところが多い。

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