ヒノヤ「バーガスプラス」 「阿波正藍染」のジーンズ

2020/11/05 06:25 更新


 東京・上野を拠点にジーンズ・アメカジ専門店を運営するヒノヤは10月下旬、オリジナルメンズブランド「バーガスプラス」の新商品として、徳島県の無形文化財に指定されている伝統的な染色手法「阿波正藍染」のジーンズ(4万7000円)を発売した。「ヒノヤ」「サン・ハウス」などの同社店舗とオンラインストアで取り扱っている。

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 本藍染めジーンズは、バーガスプラスの定番のロット番号「770」を採用しており、シルエットはすっきりとしたレギュラーストレート。

 藍で枷(かせ)染めした縦糸と、晒(さらし)の緯糸で織った約16オンスのセルビッジデニムを使っている。5番手の綿スラブ糸で凹凸感のある独特な表情をしている。セルビッジには、ブランドカラーの緑色を取り入れた。

 同ブランドとして久しぶりの新型ジーンズだ。従来の商品と比べて高額ではあるものの、発売以降、順調な売れ行きという。

背面の右腰に付くレザーパッチも阿波正藍染


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