デザイナーの茅野誉之が手掛ける「チノ」は今春夏、ブラックフォーマルをスタートし、2月16日から販売を始める。チノらしいマニッシュでクリーンな魅力を持って、オケージョンを問わずに着用できる汎用性の高いコレクションだ。
「市場に存在するフェミニンで可愛いフォーマルウェアは、マニッシュなスタイルの変化に乏しいように感じる。私たちは得意とするマニッシュ要素を強く取り込み、様々なシーンやスタイリングにアクセシブルなウェアをめざした」と茅野。テーラードジャケットは、ラウンド型の襟腰を付けたノーカラーで首元をすっきりと見せ、ダブルブレストにパール調ボタン。強さもありながら、レディーライクな一面を備えたスマートな印象だ。膝丈のドレスはケープ風の袖が付いて、直線的なカットがきりりとした女性らしさを感じさせる。ワイドシルエットのパンツは、ハイウエストのダブルベルト仕様でインパクトを出した。
ファーストコレクションとしてジャケット1型、ドレス2型、パンツ2型、シャツ1型を企画。税込み3万1900~6万1600円。チノの直営店とEC、阪急阪神百貨店のECで販売する。また、福岡・岩田屋のリ・スタイルで2月16日~3月1日に催事販売を行う。