「コーチ」21年春夏コレクション リメイク要素を随所に

2020/10/06 10:59 更新


 コーチは「コーチ・フォーエバー」と題したバーチャルプレゼンテーションで21年春夏コレクションを発表した。アーカイブと新しいデザイン、今秋物をリミックスし、刺繍を加えるなどリメイクの要素を随所に入れる。コレクションが自分たちのコミュニティーと地球に与えるインパクトを考えながら組み立てたという。

 草木染めしたりリサイクル素材など、長持ちすることも念頭においた。ニューヨークのファッションコミュニティーのサポートを意図し、ニューヨーク市内のアルチザンを起用したコレクション「ニューヨークへのラブレター」もある。全体的に優しいトーンのコレクションで、アクセサリーは犬やチョウ、猫など、笑顔を誘うようなモチーフが多い。

 ドイツ人写真家のユルゲン・テラーと組み、草原、植物園、マンハッタンの高層ビルを背景にしたシーンなど、世界の数カ所で撮影した。


(ニューヨーク=杉本佳子通信員、写真=2020 Juergen Teller)



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