カーボンニュートラルの実現を目指すレディスアパレルのカラーオブカラーズ(福岡市、副田知宏社長)は、オリジナルブランド「SO」(エスオー)の26年盛夏物で、フレンチリネン100%のニットシリーズを販売する。暑い時期に長く着られる通気性と吸水性、清涼感のある肌触りを備えた素材に焦点を当てた。
(津田茂樹)
同社は03年創業のニット製品メーカー。当初は中国生産によるOEM(相手先ブランドによる生産)が中心だったが、カントリーリスクを踏まえ、国産比率の向上を模索。25年に福島県葛尾村のニット工場を買収し、「カタチニスルトコ。カツラオクリエイトラボ」を稼働させた。現在、国内生産比率は50%で、そのうち約4割を同ラボが担う。
「使い終えることが新しい命の始まりになる」という循環思想を掲げる次世代型の循環ラボで、循環×地域再生×社会貢献を一体で実現し、「地球を再生する」攻めのエシカルを標榜(ひょうぼう)する。
工場電力の約40%を太陽光発電でまかない、残りは再生可能エネルギー証書「I-REC」認証を発行された葛尾創生電力から供給を受けている。26年2月末までに自然エネルギー100%のニット工場を目指す。
盛夏物のフレンチリネンニットは、カーディガン(税抜き7900円)、ベスト(6900円)、プルオーバートップ(7900円)がある。わさびが自然発生するほどの清流・阿武隈山水で製品洗いを施し、超軟水によって柔軟性が高まり、リネン特有のチクチク感を軽減した。
エスオーは、着る人の〝とっても〟になれたら、という思いをブランド名に込めている。素材と着心地、風合いにこだわったナチュラルなカジュアルで、トレンドに左右されない日常着を提案する。
カットソー2900~4900円、シャツ4900~6900円、ボトム6900~7900円、ジャケット7900~8900円。上質素材を使いながら手頃に設定している。
