カジュアルウェアメーカーのAGT(東京、最上崇社長)は、アーティストと協業するカジュアルブランド「コモンナウン」の23年春夏物で、アニマルをテーマに5人のアーティストと組み商品企画した。
同ブランドは、マーチャンダイザーの原田菜採(なつみ)さんがアパレルとアートの融合をカジュアルウェアで表現したいとして、会社設立と同時に始めた。
23年梅春~夏物のテーマはアニマル。協業したアーティストは、ネイルサロンを開くカナ・アキヤマさん、イラストレーターのノラヒさん、町田ヒロチカさん、小松ミドリさん、コラージュアーティストの松下悠見さん。「思い思いにアニマルを表現してもらい創造性を押したい」(原田さん)とする。各アーティストから3点の作品を商品化する。アイテムは裏毛スウェット、綿の天じくTシャツ、シアートップ、シャツなど。長袖Tシャツ(ノラヒ)税込み9350円、シアートップ(カナ・アキヤマ)1万1000円、裏毛スウェット(町田ヒロチカ)1万3200円、裏毛ハーフジップスウェット(ノラヒ)1万4300円など。
伊勢丹新宿本店や阪急うめだ本店など百貨店を中心に期間限定店を開く。「一部のセレクトショップとの取引は始まったが、さらにセレクトへのアプローチを強めたい」(最上崇社長)考えだ。