香水をプッシュ単位で楽しめる無人販売機
商業施設の空きスペースを新たな収益源に――Cookie（クッキー、東京）は、ドバイで話題の〝香りの自動販売機〟を日本に導入する。商業施設の空きスペースを活用して、香水を1プッシュ単位で楽しめる無人販売機「フレグランス・スポット」の設置事業を開始した。初期費用・運用費用ゼロ、レベニューシェア（発注と受注の双方が利益とリスクを共有するビジネスモデル）で導入できる。
商業施設の空きスペースを活用して、世界中の高品質な香水を1回150円から気軽に試せる無人スポットになる。訪日外国人旅行客やZ世代女性を中心に、観光・ショッピングの合間に楽しめる新たな香り体験として注目されそうだ。
施設側は、香りの体験を通じて顧客の来館動機・滞在時間の創出、SNSや動画投稿による話題性向上が期待できる。補充や保守はクッキーが対応する。
想定する設置場所は、商業施設をはじめ観光施設やホテルロビー、駅構内、空港バスターミナル、外国人観光客が集まるエリアなど。機械にはデジタルサイネージ（電子看板）広告枠を2枠搭載する。地域の飲食店、ブランドと連携することで設置施設に広告収益をもたらすこともできる。
