ウイメンズウエアの見本市のコーテリは、ニューヨークのジェイビッツコンベンションセンターで開催された。全体的に軽い羽織りものやソフトなシルエットのドレス、スカートが好評だった。(杉本佳子通信員)
タキヒヨーのアパレルブランド「ベースマーク」は、分量感のあるロング丈のラップスカートが良かった。リネン100%のチェック(卸価格270㌦)と、コットンオーガンディの無地(225㌦)がある。ベースマークが使う生地は綿、麻、絹、和紙など全て天然素材。90%が日本製で、生産も80%が日本。店頭展開は今秋からで、米国ではフィラデルフィアのブティックに入っているのみ。9月15日から米国在住の消費者向けECも始めた。小売価格はジャケット500~600㌦、トップとボトム各300~500㌦、セーター250~500㌦。
ギャラリードポップの「パドカレ」のテーマはニンフ。木や葉っぱの柄、ロング丈のシルクのドレスやロングベストを揃え、丈の長いアイテム同士を重ねる着こなしを提案した。特に好評だったのはインクジェットプリントのシルクのロングドレス(262㌦)。トレンチコートの袖を外したような麻・テンセルのロングベスト、キュプラ・ポリエステルの取り外し可能なベストを付けた麻のジャケット、カットジャカードをパッチワーク風に入れたキュプラ・ポリエステルのコートも良かった。