デジタルアパレルデザインコンテスト運営事務局が主催する「第2回デジタルアパレルデザインコンテスト」のキックオフミーティング「デイ1」が8月22日に都内で開催された。
同コンテストはITエンジニアやデザイナーなどによるチーム編成で進行し、短期間で成果を競い合うハッカソン形式で行う。今回は10チーム、59人が参加。9月26日に開催する「デイ2」では各チームの成果発表が行われ、最優秀賞(賞金30万円)などが選ばれる。
今回のコンテスト参加者の半数は学生、半数はアパレルやゲーム業界の社会人で、コンテスト運営側がスキルバランスを見てチームを編成した。コンテストのテーマは「バトンのつなぎ方」。アパレルやゲーム、VR(仮想現実)などの分野の人材がチームを組み、バーチャルキャラクター向け衣装を共同制作する。
今回は、前回の作品応募型から進展して、「チームで制作を進めるプロセスにも焦点を当てる」(同運営事務局)としている。
デイ1では、壽屋の第三コレクトホビー事業チームの飯嶋瑞生氏が「アパレル to VR ワークフロー構築」と題して講演した。リアルな服作りの技術をキャラクター表現へ生かす難しさと、そのために必要な制作プロセスを語った。飯嶋氏は「従来2Dパターンを手がけてきたパタンナーが、アバターの採寸データをもとにパターンを引くと、想定を超える精緻(せいち)な仕上がりとなる。このコンテストはゲーム・アニメ業界にファッションの視点を、アパレル業界には新たな技術領域への参入機会を、相互にもたらす取り組みとなる」としている。
