ダイドーリミテッドがジャパンブルーを子会社化

2025/06/27 13:55 更新NEW!


 ダイドーリミテッドは、「桃太郎ジーンズ」などで知られるジャパンブルーの発行済株式および新株予約権の8割を取得し、子会社化すると発表した。残りの2割は投資・経営支援を手掛けるジェミニキャピタルが運営するファンドによる特別目的会社のジェノバが取得する。3者がシナジーを発揮し、経営基盤の更なる強化や新規事業などに取り組む。

 実行は8月29日を予定している。ジャパンブルーはジーンズの製造・販売、テキスタイル販売が主力事業。製品事業は「桃太郎ジーンズ」「ジャパンブルージーンズ」を主力に国内外で販売、テキスタイルも国内外に販路を持つ。22年から、プライベートエクイティ(未上場株式)の投資ファンドである刈田・アンド・カンパニー傘下となり、リブランディングや生産体制、経営管理機能の強化などに取り組んできた。今回の株式譲渡でダイドーリミテッドは「海外テキスタイル販売網の活用や、アパレルブランドとの協業企画などによるシナジー創出を見込む」としている。

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