クロスプラスは5月22日、アパレルメーカーのシャルズ(大阪市)の株式を取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡実行日は6月2日を予定。
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クロスプラスは中期経営計画でアパレル事業の深化と収益力強化を進めている。子会社化はその成長戦略の一環。
シャルズは1996年設立。レディスカジュアルブランド「スカラー」の企画・製造・販売を主力とする。卸売り、EC、直営店、ライセンス事業を組み合わせた事業基盤を構築しているほか、SNSやインフルエンサーを活用した販促、ライブコマースなどデジタル領域にも強みを持つ。
クロスプラスは子会社化で、シャルズのブランド資産やDtoC(消費者直販)領域での顧客接点、IP(知的財産)コンテンツ創出力を取り込み、ブランド価値向上と収益機会の拡大を狙う。また、自社の企画・生産・物流機能や幅広い販売網と、シャルズのクリエイティブ力やEC運営ノウハウを融合し、EC販売拡大や販路開拓、協業企画、海外展開の加速などのシナジー創出を目指す。仕入れや物流の効率化による収益性向上も見込む。
シャルズの26年3月期は、売上高11億6200万円、営業利益1億円。クロスプラスは27年1月期連結業績への影響を軽微としている。