ジュエリーメーカーのクロスフォー(山梨県)は、主力商品「ダンシングストーン」をフレームに入れたサングラスを発売する。また、服飾雑貨向けにパーツの販売も行い、さらなる知名度の向上と新販路開拓を狙う。
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ダンシングストーンは、小さな振動や風でダイヤモンドなどの中石が揺れ続ける独自技術。ファッションジュエリーからファインジュエリーまで、国内外の幅広いブランドで採用されてきた。
サングラスはオリジナルブランド(名称未定)を立ち上げ、7型各3色(3万~5万円)を企画した。シルバーの枠にキュービックジルコニアをセットしたダンシングストーンのパーツをフレーム部分に埋め込んでいる。フレームは鯖江(福井県)などで生産する。年明けを目途に眼鏡店などに卸販売する予定だ。
サングラスに使うパーツは新たに開発したもので、プレス加工で製造するため従来のジュエリー向けパーツよりも安価で汎用性が高い。このため、財布やバッグ、ヘアアクセサリーなどにも使用できると見て、パーツのみでも販売する。シルバーとキュービックジルコニア製のパーツは1ピース1950円。18Kとダイヤモンド製のパーツも販売し、こちらは中石の提供も含め1ピースから対応する。