《データデータ》「ある」6割も「わかりづらい」の声
アスレチック(運動)とレジャー(余暇)を組み合わせた造語「アスレジャー」がにわかに広まっている。スポーツウエアを日常的に取り入れるスタイルで、昨年頃から米国の女性を中心に人気だ。日本ではどこまで広がるか、関心が寄せられている。
「興味がある」と回答した人は、63%を占めた。しかし、「ずいぶん前からあるものを再定義して取り上げただけのような印象」と、これまでのスポーティーな着こなしと何が違うのか分かりづらいと感じる消費者が多いようだ。ムーブメントを起こすためには、スポーツ感覚のアイテムを表層的に取り入れるスタイルではなく、レギンスなど実際にスポーツできるアイテムをコーディネートする特徴を明確に発信する必要がある。
「興味がない」人は、「一時的なブームで終わりそう」とコメント。20年の東京オリンピックに向けて今から発信を強める日本企業と比べ、冷めている印象だ。しかし、「ノームコアに代わるトレンドにはなる気がする。やはりノームコアは面白みがないので」と、次なるムーブメントを欲する声は高まっている。(ブログ「Elastic」から)