【データ】国内リユース市場 3兆1000億円と拡大中

2018/01/15 04:27 更新


 環境省の調査によると、15年の国内リユース市場規模は、消費者の最終需要ベースで約3兆1000億円と、12年度の調査に比べて1.2%増えた。他の市場で言うと、医療機器(約3兆2000億円)、ホテル・旅館業(約3兆7000億円)に並ぶ規模だ。

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 リユース市場を品目別に見ると、自動車・バイクが約60%を占める。これらを除くと、市場規模は1兆1000億円となり、「ブランド品」が1887億円で最大、さらに「ブランド品を除く衣服・服飾品」が866億円で続く。

 自動車・バイクを除くと、購入手段では、インターネットオークションが約5000億円と大きく、次いで、自動車などと同じリユース店の店頭が多い。ただ、衣服の場合、フリマアプリで購入した割合が8.2%と他に比べて高く、衣料でのフリマアプリの浸透が影響していると見られる。

■リユースの市場動向調査 環境省が中古品の購入経験のあるモニター5319人に対し16年1~2月にアンケートした。

リユース商品の購入手段





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