デイバイデイ「ノンプリュ」 「もう嫌!」にピリオドを カラフルな吸水ショーツにお揃いのブラ

2022/11/07 11:00 更新


配色が楽しいスリムタイプの吸水ショーツは揃いの三角ブラも企画

 デイバイデイ(東京)は、オリジナルブランド「NonPlus.」(ノンプリュ)の第1弾として、吸水ショーツとお揃いのノンワイヤブラを開発した。応援購入サービス「マクアケ」で先行販売している。10月に開かれた合同展フェムテックトーキョーにも出展した。

 ブランド名は仏語の「もう嫌!」を意味するノンプリュに「ピリオド」を打つという意味を込めて付けた。吸水ショーツは単品で販売しているブランドが多いが、「普段と同じ感覚で下着選びを楽しんでほしい」(ディレクターの高橋クロエさん)と、3タイプの吸水ショーツに合わせて3タイプのノンワイヤブラも作った。

 身生地はショーツ、ブラジャーともにオーガニックコットンを使用。高橋さん自身、生理期間中に肌荒れに悩んでいたこともあり、天然素材のコットンを選んだ。生地にはグレープフルーツの種子から抽出した成分で防臭抗菌加工している。

 吸水ショーツのスリムタイプとスタンダードタイプのマチ部分は3層構造、多い日用のフルタイプは5層構造。

 スリムは生理中でも可愛い下着の選択肢を増やしたいという思いで作った、パイピングの配色が可愛いショーツと三角ブラを企画した。カラーバリエーションは約20色と豊富に揃える。生理期間中だけでなく、生理の前後やデリケートゾーンが蒸れやすいときなどの使用も薦める。スタンダードはお腹を冷やさないハイウエストタイプ、フルタイプは太ももまであるボクサータイプ。

 ショーツ、ブラジャーともにS、M、Lの3サイズ。すべて国内生産。上下で1万2000円前後の価格帯となる予定。

 デイバイデイは、フェムテックに特化したアイテムをセレクトするオンラインショップを12月に立ち上げる予定。ノンプリュの吸水ショーツとブラも販売する。オンラインショップはコミュニティーとしての役割も持たせる考えで、そこで集めた声をセレクトの品揃えやオリジナル商品開発に生かしていく。ノンプリュは今後、期間限定店や卸売りなども行う予定。

高橋ディレクター


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