石川県金沢市竪町に本店を構える実力派セレクトショップ「ディテール」は、本格的なスケートボード施設を併設した次世代型セレクトショップ「アプリケーション」を11月12日にオープンする。ラグジュアリーブランドを中心にセレクトしているディテールに対して、アプリケーションでは次世代を担うブランドを打ち出していく。
アプリケーションという店名は〝常にアップデートしていくエンターテインメントフロア〟という意味を込めた。「初級者から上級者まで幅広いスケーターに楽しんでもらいたい」というコンセプトのもと、店内にはU字形のランプや豆の形に地面をくりぬいたキドニー型のスケートボードボウルを備え、買い物だけではなく体験も出来る次世代型の店舗を目指す。店舗面積は363平方メートル。
地元企業と連携し、地域活性化に努めていくことも目標としている。地元で愛されている北陸製菓の菓子「ビーバー」との協業や、地元カフェの期間限定店なども予定している。扱いブランドがアプリケーションのために製作した限定スケートボードデッキ、「ア・ラブ・ムーブメント」との協業商品も発売する。
ディテールは、89年にオープン。国内外のラグジュアリーブランドを中心にセレクトする。年4回の海外コレクションに出向き、常に感度の高い視点で精力的にバイイングしている。店舗1階は顧客が非日常的な空間でぜいたくな時間を過ごすことができるように白を基調としたクリーンでラグジュアリーな空間を演出する。ウィンドーには大型ビジョンを構え、扱いブランドのビジュアルやディテールの世界を発信している。国内外にファッション感度の高い顧客を持っており、フィジカルとオンラインの両面からオリジナリティーの高いブランドを提案している。