グロウ(大阪市)は、子供服EC「デビロック」で商品カテゴリーの幅を広げ、新たな客層を獲得している。26年8月期の売上高は前期比約20%増の81億~82億円に達する見込み。トドラーサイズや機能素材など、手薄だった商品をシリーズ化して販売したことが全体を引き上げた。
デビロックの主力サイズは120センチの小学生向けで、これまでカットソートップで売り上げを伸ばしてきた。しかし、カットソーアイテムだけでは差別化が難しいため、商品カテゴリーを広げている。今上期は課題だった防寒衣料が好調だったほか、通園ウェアの「エンジョイシリーズ」を開始して新たに未就学児層を獲得した。下期は吸水速乾で乾燥機にも対応する「イージーウォッシュシリーズ」や猛暑対策商品、女の子向けにデニムボトムのバリエーションを増やすなど、手薄だったカテゴリーの充実が奏功した。

実店舗は25年4月にKITTE大阪、26年2月にイオンモール橿原に出店した。イオンモール橿原店は、初の子供服ブランド集積エリアへの出店となる。トドラーサイズを求める客が多く、LTV(顧客生涯価値)の起点となる顧客獲得に寄与している。
同社は24年8月期から20%増ペースで成長を続けている。来期は立ち上げたシリーズを通してブランドの認知拡大をEC、実店舗の両軸で進める。
