エストネーション、神戸にカフェ併設路面店

2016/11/24 06:56 更新


 サザビーリーグのエストネーションカンパニーは19日、神戸バル本館南側のアネックス(別館)に、神戸初となる「エストネーション」を出店した。関西初の路面店。全面建て替えによる新設ビルだからこそ実現した居心地を重視した空間づくりで、初めてカフェも併設した。

 4階建てで売り場面積は約825平方㍍。入り口から4階までが吹き抜けで、全てのフロアに自然光が差し込む明るく開放的な造り。1、2階はウィメンズで、雑貨中心の1階は「アニヤ・ハインドマーチ」のショップ・イン・ショップや関西初進出のハイジュエリー「レポシ」のほか、ルームフレグランスなどを扱う。

  2階は神戸のエレガンス志向に合わせてドレスを充実。「ペリーコ」のショップ・イン・ショップも設ける。3階はメンズで、神戸初の「ソフネット」「コムデギャルソン」や「アミリ」などを揃える。4階のルーフトップカフェは、「ニコライ・バーグマン」と協業し、フラワーショップと共に展開する。

  1階から3階までのポップアップスペースでは、定期的にフェアを開催。デザイン性の高い音響機器や食器など、新しい商材の販売にもチャレンジする。「神戸の待ち合わせのランドマークとして親しんでもらいたい」と松井達政プレジデント。15年から大阪、京都と立て続けに出店を続けてきたが、「出店は10店目となる神戸店で打ち切り。あと4~5年は出すつもりはない。うちは顧客型の店なので、今後は販売スタッフの教育など既存店の育成を優先したい」という。

入り口から4階までが吹き抜けで、自然光が差し込む
入り口から4階までが吹き抜けで、自然光が差し込む
1階は雑貨中心で、期間限定で音響機器や食器を販売する
1階は雑貨中心で、期間限定で音響機器や食器を販売する
1階から3階までポップアップスペースを設け、2階は「ヨーコチャン」のプレコレクションを展開
1階から3階までポップアップスペースを設け、2階は「ヨーコチャン」のプレコレクションを展開
4階は「ニコライ・バーグマン」と協業したルーフトップカフェ
4階は「ニコライ・バーグマン」と協業したルーフトップカフェ


この記事に関連する記事