インナーウェア企画・生産のETOE(エトエ、東京、渡邊絵美社長)は、応援購入サービスのマクアケで、旅立ちの下着「ラストランジェリー」の販売を始めた。
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人が亡くなったとき、下着としてオムツが使われるのが一般的。「亡くなった体に下着をつけたくても、体が硬くなり、通常の下着は着せられない」ことから、「下着会社として、素敵に旅立って欲しいという気持ちを形にした」のがラストランジェリーだ。
納棺師など葬儀関係者からアドバイスを受け、短時間で美しく着せられる設計へと何度も修正・改良を重ねた。女性用の上半身用のインナーは、滑りの良いサテンを使用したキャミソール型。内側はドレスや洋服をきれいに見せられるようパッドを付けられる。首の後ろはひもで調整可能。下半身用のショーツは、サテンとレースでエレガントに仕上げたフレアパンティー型。ウエストは着せやすいよう面ファスナーを付けた。
男性用はサテンのエレガントなボクサートランクス型。女性用と同様、ウエストは面ファスナーでサイズ調整できる。内側は全面防水布を使用した。
女性用はホワイト、パープル、ピンク、男性用はホワイトとブラック。サイズはフリー。一般販売予定価格は7000円。
マクアケでは先着で、早割やセット割など特別価格で販売している。プロジェクトは9月13日まで実施している。